質で選ぶ高麗人参サプリ10選！

高麗人参サプリの選び方

「6年根の紅参」を使用しているか？

高麗人参サプリを選ぶうえで最も重要なのは、高麗人参の有効成分であるサポニンの含有量です。高麗人参に含まれているサポニンの量というのは、「栽培期間」や「加工方法」によって大きく異なります。

一般的に、高麗人参の栽培期間というのは、植え付けから収穫までに4年ほどかかるとされています。サプリメントの成分表示に特に記載がない場合、4年間栽培の高麗人参が使われていると考えて間違いないでしょう。しかし、高麗人参の中には収穫までに6年という年月を費やしたものも存在します。これがもっとも栄養価が高まる栽培期間だと言われており、それ以下でもそれ以上でも栄養価は低くなってしまいます。

また、高麗人参は加工方法によって呼び方や成分、効果・効能が異なります。加工をしていない生の状態の高麗人参は「水参」と呼ばれ、その名の通り70%以上が水分で、現地では「高麗人参酒」を作るためにお酒に漬けたり、料理に使ったりしています。一方、加工された高麗人参にはまず「白参」があり、これは栽培年数4年前後の水参の皮をむいて太陽の熱や熱風で乾燥させたものを指します。比較的安価で手に入れやすいため、低価格の高麗人参サプリに使われています。

高麗人参の中で特に高級品とされている「紅参」は、栽培年数6年の水参を皮ごと蒸して、水分量が14%以下になるように乾燥させたもので、サポニンの含有量は4年根に比べて約2倍以上とも言われています。また、量だけでなく、サポニンの「種類」も圧倒的に多く、白参よりも薬効が高いとされています。

高麗人参サプリを選ぶなら、ぜひ「6年根の紅参」を使用したものを選ぶようにしましょう。

余計なものが入っていないか？

そしてもう一点、サプリ選びで忘れてほしくないのは、加工過程で余計なものが入っていないかどうかです。高麗人参はとてもデリケートな植物で、化学肥料などを使用すると枯れたり腐ったりすることがあり、有機栽培で作られるのが基本なので、農薬使用についてはあまり気にする必要はないでしょう。しかし、たとえば有効成分の酸化を防ぐための「酸化防止剤」など、添加物が含まれていることがあります。

せっかく健康促進を目的に高麗人参サプリを摂るのに、余計な添加物を体に入れてしまっては本末転倒です。添加物よりも、酸化を防いでくれる自然由来の成分が含まれていることが理想的ですね。